「ブン」
私が真芯で捉えた打球は、ギリギリ内野の頭上を超えるのが精一杯
一方で、他の同級生たちは外野の頭をどんどん超えていく、、
さらに、ガタイのいい年下が柵越え連発、、
![](https://temple-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/20230616_Twitter-26-300x300.jpg)
今回は中学時「ガリガリ貧打」だった私が、
高校で「春夏ベスト4の四番バッター」
になった実話をご紹介します。
小学生時代
小学生の頃はソフトボール少年団で活動。
指導者に恵まれ、野球が好きになりました。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1672650169973-OGdhAMCuBT.png?width=800)
小学校の卒業文集に
![](https://temple-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/18380-300x300.png)
と書きました。
しかし、地元の中学校には野球部がなく、
両親にお願いして、遠く離れた硬式野球クラブに入団しました。
中には片道2時間かかる場所も。
自営の両親は月に2回しか休みがないのに、
文句一つ言わず、3年間送迎してくれました。
初めての中学野球クラブの練習
プロ野球選手を夢見ていた少年の希望はすぐに打ち砕かれました。
自分よりも一回りも二回りもデカい同級生が何人もいて、
打球も送球も全てのパワーが桁違いでした。
中学1年時
悔しくて、家での素振りを毎日続けました。
しかし、体格・パワーの差は広がる一方でした。
中学2年時
我流の筋トレに励みました。
がむしゃらにダンベルを上げ下げしました。
これでも差は埋まりませんでした。
中学3年時
身長が7センチ伸びました。
少しだけ、打球が飛ぶようになりました。
それでも、外野を大きく越したのは1回だけでした。
高校で〇〇と出会い、激変!
「ガリガリ貧打」
![画像](https://assets.st-note.com/img/1672650478004-vI52SBOZqN.png?width=800)
そんな状態で高校に入学。
そこで、転機が訪れました。
本物の筋トレに出会い、プレーが変わり、
いつしか四番を打つようになりました。
![画像](https://assets.st-note.com/img/1672650534901-43wid2PprZ.png?width=800)
パワーがつくメリット
【バッティング】
スイングスピードが上がり、ボールを長く見ることができる。(選球眼UP)
ガタいだけで相手が警戒する。外野が下がるので、ポテンヒットが増える。(打率UP)
【守備】
体幹が強くなり、送球安定する。
肩が強くなるので、待って捕ってもアウトにできる。(守備の幅が広がる)
【デメリット】
体重が14kg増えて、持久走が遅くなった。
パワーがついて気がついたこと
中学までは正直、技術ばかり追い求めていました。
体は勝手に成長すると思っていました。
しかし、パワーがついて
![](https://temple-baseball.com/wp-content/uploads/2023/06/20230616_Twitter-26-300x300.jpg)
だと気付きました。
体が変わると追い求める技術も変わるからです。
例えば、130キロの球を投げるとします。
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MAX130キロの投手が130キロを投げるのに必要な技術
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MAX150キロの投手が130キロを投げるのに必要な技術
は全く違います。
全力より7割で投げる方がコントロールが上がります。
緩急もつけることができます。
つまり、プレーの幅が広がります。
私の野球人生の心残りとしては、フィジカルが弱かったこと。
(ガリガリだったこと)
日本では、子どもの頃のウエイトトレーニングはよくないと言われていますが、
本場のアメリカでは、中学生から取り入れています。
正しい方法でやれば、むしろ骨の成長にいいとされています。
にもかかわらず、なかなか浸透しないのは、
大きく2つあると思います。
・筋トレの環境が整っていない。
・適切に指導できる人がいない。
トレーナーとして、
スポーツ少年の可能性を少しでも広げていきたいと思っております。