「利き目」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
この利き目を把握・意識すると
野球の動きに意外なメリットをもたらします。
効き目を知ると、
ピッチャーのボールを今までよりもはっきりと見ることの出来る状態になり、
・打率UP
・選球眼がよくなり、四球率UP(出塁率UP)
といった効果が期待できます!
今回は自分の利き目を調べて、野球上達のきっかけを掴んでいきましょう。
利き目:ボールをみやすい目
利き目とは、正しくは「優位眼」と呼ばれていて、
利き目ではない方の目を「非優位眼」といいます。
普段何気なく両目を使って物を見ていると思いがちですが、
実際には利き目で物を見ていて、もう一方の目が行なっているのは、
その物の立体像を作るための補助的な役割をしているのです。
ご存知でしたか?
普段生活している上で、
と意識する機会はなかなか無いかもしれません・・・。
ただ、それがスポーツになると利き目を活かすことで有利になるケースがあります!!
野球においては、例えば右打者はマウンドから見て右のバッターボックスに入る訳ですが、
利き目が左であると打席からは左目を使って、
ピッチャーのリリースポイントからキャッチャーミットに入るまでのボールを追うことが出来ます!!!
逆に、右打者で利き目が右の場合は、
バッターボックス の後ろ側の目でボールを見ようとするので、
少しボールから目が離れているように感じる事があるかもしれません。
このように、若干ではありますが、
利き目を理解する事で野球の動きに影響が出てくるのです!
という方は利き目で見ていないのかもしれません。
まずは、利き目を調べて見ませんか?^^
利き目の調べ方
それでは、利き目を調べて見ましょう!
調べ方はいくつかありますが、
非常にシンプルで簡単なやり方なので、
自分の利き目がどちらかを確認してみてください。
指のピントを合わせる
step
1
まず、少し離れた所に対象物を定め、そこにピントが合うように人差し指を立てます。
step
2
そして、その対象物を両目で見て人差し指が重なるようにします。
step
3
その後、片目をつぶって対象物を見ていきます。
この際に、どちらか片目の時に、
両目で見ていた際の指の位置と目を瞑った際の指の位置がズレて見えるはずです!
そのズレて見える時に開いている目は利き目ではないということです!!
つまり、
ということになります^^
指の輪っか作り
先ほどの指ピント合わせでなんだか違和感あるなと思った方は、
指で輪っか作りをすると利き目がわかるかもしれません。
step
1
まず、手を伸ばして親指と人指し指で輪っかを作ってみてください。
step
2
そして、その作った輪っかを両目で見て、 その向こう側に対象物が見えるようにしてください。
step
3
そして、片目ずつ目を瞑って、 対象物がズレる事なく輪っかの中に見える方が利き目という事になります
利き目を理解する事で野球を科学する
自分の利き目を把握出来たでしょうか?
なんとなく違和感を覚えている場合、
その原因を考える・調べるということをすると色々と知る事が出来ます!!
今回は利き目でしたが、
その他の身体の仕組みに関しても知っていると良い事があるかもしれません!!
まとめ
スポーツをする上で、
利き目が意外に重要になってくるということが、
お分かりいただけたのではないでしょうか^^
上記でも触れています、
現在の打席方向と逆の利き目と発覚してしまった方・・・
明日からすぐに逆方向の打席に変更するなんて無理だと思います・・・
もしかしたら、逆方向での打席の方がボールを見やすく、
将来的にも有利になってくる場合もありますが、
すぐに変えるなんてことはちょっと難しい話だと思いますので、
逆打席に変更せずとも、利き目を活かすには、
打席で少しオープンスタンスに構えて、顔の正面を投手に向けることで、
ある程度の対策にはなりますので、自分のスタンスを少し見直してみてはいかがでしょうか?^^