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【野球初心者必見!】打順の役割と適性を徹底解説!

今回は野球の戦略的にも大事になってくる打順についてご説明していきたいと思います。

野球には1番バッターから9番バッターまでの打つ順番が決まっており、

その打順の決め方だったり特性もありますので、

合わせてご説明していきます^^

打順とはなにか?

打順とは試合に出場する選手9人の打席に立つ順番のことであり、

野球において重要な戦略の一つでもあるのが打順(打つ順番)です。

野球は自らのチームが1点を取り、

相手チームを0点で抑えれば(相手よりも点数が上なら)勝利というスポーツなので、

点数を取らなければ話になりません。

そこで重要となってくるのがこの【打順】ということになってきます。

打順の役割とは

次に打順を決める際に1番バッターから9番バッターまでその打順によって特性があります。

それでは見ていきましょう 。

1番バッター

まずはそのチームの誰よりも先に打席に入ることになります。

基本的には、ミート力がある選手が1番バッターになりやすいです。

ミート力があるバットにボールを当てるのが上手い

ということです。

総裁
極論、チーム内で一番ヒットを打つことができる選手が1番バッター向き!

またチーム内で同じくらいヒットを打てる選手が複数いる場合は、

  • 選球眼(ボール球をボールと判断できる)に優れている選手
  • 足の速い選手

も1番バッターに向いています。

ヒット1本と四球(フォアボール)は記録(打率)的には変わってきますが、

出塁率(どれだけ塁に出たか)なら同じことなのです^^

足が速いと出塁した後も盗塁を成功させ、

次の打者のワンヒット(1つのヒット)でチャンスを作ることができます。

2番バッター

2番バッターと言うと

足が速く・バント等ができる巧みなセンスの持ち主!

と勘違いされやすい・・・

確かに間違いではありませんが、

2番バッターはバント以外にしっかりとした選球眼を持っていて、

尚且つヒット(出塁率が高い)が打てる選手が定着するべきなのです。

なので強いチームになると2番バッターの選手レベルが高いです。

選手レベルが高いので自然とバントが上手かったり、

右左の打ち分けが得意だったりします。

決して、

バント職人が2番!

というわけではないと思います。

3番バッター

3番バッターから5番バッターが一般的にクリーンナップとなっています。

出塁している走者を「綺麗に一掃する」という意味で

clean upからクリーンナップという言葉が来ています。

その大仕事の第1陣であるのがこの3番バッターとなります^^

3番バッターは

総裁
出塁率あり長打力あり足も速い!

というゴールデン選手の役目になります。

そのチームの柱となる存在のようですね 🙂 

一番打撃センスの優れている選手

3番バッターで確立されているチームはとても強いチームと言えるでしょう。

4番バッター

チーム一の長打力を誇る主砲選手の役目になります。

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ですが、4番バッターには長打力以外にもかなりの必須項目があります。

まずはやはりチームの顔です。

総裁
エース(1番手投手)と同様に打たれればチーム全体の士気が下がり、4番が打てば士気があがる

といった最も重要な打順です。

また4番バッターということでかなりのプレッシャーがかかります!

チームを背負っているという気持ちや打たなければならないという気持ちから本当にメンタルが強くなければ務まりません!

パワーがあるから4番!

これは全く違います。

 

3番バッターとの勝負の時に、

4番バッターがイチかバチかのバッターなら

3番バッターとの勝負は避けて4番バッターと勝負した方が抑えれる可能性が高いからです。

 

ここで、4番バッターがしっかりしているチームであれば

四番の圧に相手チームが押され、

チーム一打撃センスのある3番バッターと勝負するしかなくなるのです。

これもまた4番バッターの役割ですね 😮 

 

5番バッター

5番バッターは

総裁
第二の4番!

と言われるほどの打順です。

打撃(打率)はどれだけ良くても3割くらいです。

10打席あって3本くらいヒットが打てる計算ですから、

どれだけ優れている3番4番バッターがいたとしても必ず打てない時があります。

なのでその最後の砦として残っているのがこの5番バッターです。

  • 4番バッターに負けない長打力
  • 3番バッターに匹敵するほどの打撃センス

の持ち主が5番バッターの役割です。

また、

3番4番が打てないなら俺が打ってやる!

といった男気がある選手が多いです!笑

 

6番バッター

 

上位打線と下位打線を繋ぐ役割です。

一般的には

長打力はクリーンナップより少し落ち、ヒットの確率も少し低い選手

6番バッターになることが多いです。

ですが、4番バッターの次にチャンスが多く回ってくるのがこの6番バッターなのです。

24番バッターがその打順になることが多くなってきています^^

 

7番バッター

下位打線の中軸になる7番バッターは、

総裁
第2の2番バッター

と言われています。

長打力はあまり重視されませんが、

やはり2番バッター同様に打撃センスが必要になってきます。

足が速く・バントや左右の打ち分けが上手い選手が起用されやすくなっています。

 

8番バッター

あまり打てないが小ワザが得意です!

打撃は得意ではないが守備には自信があります!

そんな選手が起用されることが多いです。

プロ野球では捕手の選手が8番バッターになることが多いですね!

打撃より守備を重視して欲しいという考えでしょう。

 

9番バッター

一番打撃が得意ではない選手が9番バッターでしょ、、

と勘違いしている人がたくさんいます。

プロ野球の世界では9番ピッチャー(セントラルリーグ)が定番ですが、

少年野球や中学高校社会人はそうではありません。

9番バッターは

総裁
影の1番バッター!

と言われています。

足が速く・ヒットも打てる選手が好ましいです。

出塁すればそこから上位打線の始まりと考えて打順を組むチームもあります。

上位打線・クリーンナップ・下位打線とは

先程から何度も書いていますが、

打順には大きく分けて3つあります。

 

上位打線

1番バッターから3番バッターのことを上位打線といいます。

総裁
得点の鍵となるのが上位打線!

どれだけ出塁できるか・どれだけチャンスを作ることができるか!

上位打線が出塁すればするほど得点の可能性が増えていく

ということになります。

 

クリーンナップ

3番バッターから5番バッターのことをクリーンナップといいます。

総裁
上位打線が出塁してそれを一掃する!

その役目がこのクリーンナップです^^

 

下位打線

7番バッターから9番バッターのことを下位打線といいます。

そこまでの得点には期待が持てませんが、

守備の上手い選手小ワザが得意な選手多いです^^

 

まとめ

今回ご紹介した打順の決め方や特性はそのチームの状況にもよってきますが、

全選手が

最近、調子良くてヒットが打てる!

なんてことはないと思いますので、

日々の練習等で調子の良さそうな選手にはどんどん上位打線やクリーンナップを任せて、

得点の可能性をどんどんあげてください^^

りお
一番得点が入りやすく打線が繋がる打順を組むことが最適

だと思います!

ですが、打順の考え方は十人十色なので皆が皆一緒の考え方にはならないとは思いますが・・・

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