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【野球初心者必見!】バントのコツ・練習方法を簡単解説!

ランナーを得点圏に確実に進める送りバント!

一点を争う緊迫した試合でのスクイズ

など・・・

日本が世界に誇る「スモールベースボール」の象徴とも言えるバント。

バントの技術力向上にスポットを置いて解説していこうと思います^^

バントの基本

目線をぶらさないバントの構え

 まずはバントの基本から。

バントをする際にはバットと自分の目線がマウンドに対してほぼ同一線上にあることが肝要です。

バットと自分の目線が離れていると、

細かく変化する球やバットの意図した場所に確実に当てることが出来ず、

ファールやフライになったり、

意図せぬ方向へ打球が転がってしまい失敗に繋がる恐れがあります。

ボールを当てるバットの位置

次に、ボールを当てる位置ですが、

バットの芯より少し先の部分がおすすめです!

(下の図の青の部分あたり)

芯に当たると打球に勢いが生まれてしまい、

送りバントならセカンドフォースアウトになってしまう可能性があります。

バントの精度は「添え手」が決める

 バントの精度を高めるためには、細かな点ですが、

ピッチャーの投球をバットで受ける瞬間の

添え手の使い方が一番重要です!!

(右バッターなら右手、左バッターなら左手)

左バッター

右バッター

ボールを受ける瞬間は「バットでボールを弾く」というよりも、

総裁
ボールをバットで受ける・もしくはボールの勢いをバットで吸収する

というイメージを持って臨むと、

狙い通りの綺麗なバントが出来ます^^

 

犠打数通算433【プロ野球歴代3位】の記録を持つ

宮本慎也さんが

バントのコツを下記の動画で語っていますので、参考にしてください。

状況別のバント

 ここからは、カウント別のバントの一般的なセオリーを見ていきます!

基本を抑えて確実にバントを決めましょう。

ランナー1塁の場合

ランナー1塁の場合は、基本的には1塁側に転がします

一塁手もしくは、投手にボールを取らせ、

セカンドにファストベースカバーさせることが一番綺麗です。

投手と一塁手はボールを取ってからセカンドを狙おうとしても、

身体の使い方がかなり無理な姿勢になりますので、

セオリーはこの2人のどちらかに取らせることです。

ランナー2塁の場合

この場合は、3塁側に転がすことがセオリーです。

3塁手にボールを取らせるくらいの強さでバントを転がし、

確実に3塁ベースを開けさせて、

2塁ランナーを3塁へ進めるようにして下さい。

その際に、あまりに打球が弱いと、

3塁手がベースに戻り、投手もしくは捕手が3塁に送りタッチプレーになりかねないのでご注意ください。

ランナー12塁の場合

この場合は、ファースト側がセオリーです。

ファーストがプッシュをかけてくることもありますが、

一般的に一塁手は肩が強い選手を置かず、

打撃専門の可能性が高いです。

ですので、一塁手にボールを取らせて確実にランナーを23塁に進めましょう。

その際には、打球があまりにも強くなる

3塁フォースアウトを狙ってくる一塁手もいますので、

勢いを殺すことが肝要です。

ランナー3塁のスクイズ

この場面では、何がなんでもバットにボールを当てるということに全神経を注ぎましょう。

結果、ファールならもう一度仕切り直しですが、

空振りは

ランナーがアウトになってしまう可能性

があります。

そして、スクイズ成功の秘訣は

総裁
バントの構えを可能な限り遅くする!

ということです。

リリースするか否かの瞬間に構えることで、

ピッチャーが外すことの出来ない状態にまで持っていきましょう。 

まとめ

やはり、バントは野球の基本

チャンスを作ることも出来れば、

得点を入れることもできるのがバントというもの!!

総裁
たかがバント、されどバント・・・

確実に成功させることこそが抜け目のない野球が出来る!といったところでしょうか^^

しっかり練習することで攻撃のあらゆる選択肢が増えていきます。

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