強肩の外野手がタッチアップのランナーをレーザービームで刺殺するシーン
強肩キャッチャーが盗塁を刺すシーン
超一流選手の目を奪われるようなプレーには誰しも感動させられるもの!
なんて思う方も多いかと思います^^
その為にも、今回は肩を強くするトレーニング方法をお伝えしていきます。
強肩のメカニズムを解明していきましょう^^
「肩が強い」とはどういうことか
そもそも肩が強いとは、どういうことをいうのでしょうか。
一般的には、
- 「球が速い」
- 「遠くに投げられる」
のどちらかが回答の中心になるかと思います。
ただ・・・野球というスポーツに求められる能力でいうと、
ただ単に球が早くてもコントロールがなければ困りますし、
ただ単に遠くまで投げることが出来ても意味がありません!!
野球というスポーツにおいて、肩の強さを定義すると、
与えられたポジション(仕事)の中で、
求められたオーダー(役割)に的確に且つ安定的に応えることが出来る事と考えられるのではないでしょうか。
具体的にいうと、外野手であれば各ポジションからある程度の長距離を投げ抜くことですし、
キャッチャーであれば、ホームからセカンドの38.795mをより速く正確に投げ抜くことが出来る人が強肩です。
そして、それを常に安定させるということも重要です。
時々良い球を投げるという選手は信頼されません。
常に安定したパフォーマンスを発揮出来るという点が超一流と呼ばれる所以なのです。
強肩を生み出す身体の仕組み
強肩というパフォーマンスを支える身体にはどうような要素が必須なのでしょうか。
それは・・・
・「身体の柔らかさ」
・「下半身の強さ」
・「肩甲骨の可動域の広さ」
の3点になるかと思います^^
全てのスポーツに言える事ですが、
柔軟性を高めることによって、
柔らかい動きを会得することができますし、
怪我をしづらい身体が出来上がります。
その為にも・・・
チェックリスト
- 各関節を筋肉のストレッチに重点を置く!
- 運動の前後の準備運動を徹底する!
-
毎日風呂上がりと朝の起き抜けにストレッチをする!
身体の柔らかさは、日々の積み重ねでしか得ることが出来ませんし、
ストレッチをすることによって日々筋肉は柔らかくなります!!
その結果怪我のしにくい身体になりますので、
基本を徹底するようにしてください^^
下半身の強さ
野球というスポーツは上半身の動きが重要であると考えられがちですが、
また、力の粘りを生み出すのも下半身ですから、
普段から下半身のトレーニングを詰むことが重要になります。
ランニングで持久力を身に付けることも大切ですが、
短距離走などで、動きのキレを養うようにしてください。
その結果、速筋を鍛え上げる事が出来ますので、
取り入れてみてください。
肩甲骨の可動域の広さ
野球の「投げる」という動作を支えるのが肩甲骨です。
人の身体のうち、背中にある筋肉を鍛えるということは非常に重要になるのですが、
肩甲骨の可動域が広がると、よりしなりを生み出しますし、
伸びのある球を投げる事に繋がります。
肩周りの筋肉が肥大化すると可動域が狭くなり、
結果として肩が強くなる事には繋がりません。
その点に意識を置いて、可動域を広げるストレッチをしてみてください。
壁に使っての前かがみ
壁を使ってのストレッチをご紹介します。
やり方は簡単です!!!
肘を直角に曲げて、壁に手を付けてください。
特に力を入れる必要はありません。
その後、肘は直角のままゆっくりと体を前に倒していきます。
そうすることで、背中から肩甲骨を剥がすというストレッチになります。
無理にやりすぎる必要はありませんが、
ゆっくりとゆっくりとやってみてください^^
まとめ
いかがでしたっでしょうか?
普段から継続して努力する事によって強肩が得られます。
筋力と柔軟性の両軸で鍛えぬくことでいずれ強肩と言われる肩の持ち主へと進化していくことでしょう!!!