とよく言われていますが、
自分の走力を高めることはトータルで野球の結果に良い影響を与えてくれます。
例えば、
・ゴロアウトだったのがヒットになる
・一塁打が二塁打になる
・盗塁の成功率が上がる
など、良いことだらけなのです。
ただ、もちろん突然足が速くなることはありませんし、
野球というスポーツは走る距離が決まっています。
バッターボックスから一塁ベースまでの27.432mですし、
この間の走力の高さが求められます。
そこで今回は、超短距離とも言える野球の動きの中でいかに足を早くすることが出来るかに焦点を当てて行こうと思います^^
足が早いのではなく、瞬発力が高い
野球は陸上ではないので、50mや100mを誰よりも早く走るというものではありません。
ボールがバットに当たってから素早く一塁方向へ走り出し、
短い時間でトップスピードまで持って行き、
塁間という短い距離を走り抜ける事が求められます。
ですので、瞬発力を高めるトレーニングが肝要です。
瞬発力強化には速筋強化が不可欠
瞬発力を紐解くと一瞬にして最大の力を発揮出来る筋肉が必要です。
だからこそ取り入れるべきトレーニングは速筋を鍛えるトレーニングです。
筋肉には、
・持久力に長けた遅筋
・瞬発力に長けた速筋
の2種類の筋肉が存在しておりそれぞれ役割を担っています。
瞬発力向上にはそのうちの速筋を鍛えます。
そして、速筋を鍛える際に重要なことは、
バーベルにせよスクワットにせよ何度も軽快に出来る数ではなく、
くらいの重さで取り組むことです。
トレーニングをする際に、一瞬にして最大の強度を出そうとするその動きこそが瞬発力を高める事に繋がります。
足が早い人の特徴
瞬発力を鍛えると言ってもやはり足が早くなるメカニズムを知っておくことは大事ですよね^^
足の速さというのは
ストライドとは?
ストライドというのは、簡単にいうと「歩幅」です。
その人の走る際の歩幅がどれくらいかということ。
ピッチとは?
そして、ピッチとは「足の回転数」です。
この二つの係数が最大値になる部分を見つけていく必要があります。
その最大値になる部分というのは、人それぞれで違ってきます・・・。
例えば、
・歩幅が広くても回転数が下がってしまうとスピードが出ない。
・回転数が多くても歩幅が狭ければ前に進む推進力は生まれない。
自分の身体にとって適切なストライドとピッチがどれくらいかをしっかり把握しておくようにしましょう。
これは日々の単ダッシュなどで把握出来ることなので、
取り入れてみてください^^
そして、野球の動きのように短い間でトップスピードに入る為には、
そして徐々に重心を起こしつつスピードを加速させると短い距離でトップスピードに入れます!!!
足で地面をつかむ
走る際には、足は体の真下におろし、
跳ぶようなイメージを持ってください!!!
さらに言うと、足が地面に着くその瞬間に力を入れて地面を蹴るような形です。
体がブレない事
どのようなスポーツでも同じですが、
軸がブレていると最高のパフォーマンスは発揮出来ません
軸がぶれるということは、上下左右への動きが発生しているので、
その分、力が分散されてしまい、
結果としては進行方向への推進力が削がれてしまいます。
背筋を伸ばし綺麗なフォームで走るようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
ただ単に足を速くさせたい場合は、
他にいくつかの方法があるとは思いますが、
野球において、必要とさせる走力は足の速さだけでなく、
『瞬発力』という速筋の力が必要となってきますので、
基礎力強化はもちろんですが、
強い筋力(速筋)と正しい姿勢でよりスピードを強化してみてください^^
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