野球人なら誰しもが憧れるホームラン
と思い、日々トレーニングに勤しんでいる方も多いのではないでしょうか?
近年はバッティング技術だけではなく、
身体を鍛えることで飛距離を伸ばすという考えも注目されています。
そこで今回は、フィジカルを強化し、
飛距離を伸ばすトレーニング法をお伝えしていきます。
筋肉の種類
筋肉には大きく分けて2種類あります。
筋肉の種類
【遅筋】・・・持久力に特化した筋肉。
【速筋】・・・瞬発力に特化した筋肉。
野球で重要な筋肉は下半身の○筋
例えば、遅筋を鍛えることで活かせるスポーツは「マラソン」などが挙げられます。
長距離を走り抜くためには、持久力に特化した筋肉が有効です。
一方の野球というスポーツでは、
「速筋」を鍛えることが重要になります。
・盗塁の際、一瞬でトップスピードに持って行く力
・リリースポイントで力を込める瞬間
・バットを素早く振り抜く力
など、その一瞬に全身の力を込めるというのが速筋が活躍する場面です。
今回は、バッティングでより遠くで飛ばすという目的におけるトレーニングなので、
そこの力をつけようとするならば、下半身のトレーニングが絶対におすすめです。
一見すると、
と考えがちです。
実際には身体の動きを支える下半身の粘りがあってこそ、
大きな反発力が生まれることで飛距離に繋がります。
と思う気持ちもわかりますが、
自身の骨格を活かして最大限の出力をあげる意識を持つことが大切です。
速筋を鍛える為のキーワード:高負荷×動作スピード
それでは、具体的に速筋を鍛えるトレーニングについてお伝えしていきます。
速筋を鍛える際に頭に置いて欲しいことは、
「ゆっくりじっくり」ではなく「高負荷で素早く」
ということです。
ゆっくりじっくりのトレーニングでは、
遅筋に影響を多く及ぼしてしまうので、
を実践してみてください!
速筋強化トレーニング
今回は、速筋を鍛える為の2つのトレーニングをご紹介します。
スクワット
みなさんおなじみのスクワットです。
ただ、スクワットをする際には、
MAX6回くらいの重さのバーベルを担ぐようにしてください。
これで速筋が鍛えられます。
この状態でスクワットを6回×3セット行います。
腰を落とす際に膝がつまさきより前に出ないこと。
(膝がつま先よりも前に出ると不必要に腰が前に出てしまい、 腰を悪くする恐れもありますので、 正しい姿勢とコルセットを巻いて行うように)
ハイクリーン
あまり馴染みのないトレーニングかもしれません。
この際も、腕の力であげるのでは無く、
かがんでいる姿勢から立ち上がるという動きの反動を利用すると、
腕の力を使うことなく難なく出来るようになります。
初めは難しいですが、身体全身を使う最良のトレーニング法と言えます。
まとめ
いかがでしたか?上半身主導ではなく、
下半身からの力をうまく生かしていくトレーニングを取り入れて、
より遠くまで飛ばせる身体を手に入れましょう。